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【1日コース】
喜如嘉の芭蕉布など、やんばるの伝統文化にふれながら国道58号を北へ

ヤンバルクイナ
【1日コース】<br>喜如嘉の芭蕉布など、やんばるの伝統文化にふれながら国道58号を北へ

やんばるの伝統工芸を訪ねるモデルプランです。大宜味村喜如嘉(きじょか)に代々伝わる芭蕉布(ばしょうふ)や沖縄本島最北の泡盛酒造所などを訪ねながら、地元の鮮魚やフルーツとコラボしたスイーツでひとやすみ。ほぼ国道58号沿いに点在するため、初めてやんばるを訪れるという人でも立ち寄りやすいのが魅力です。

マーカー地図でコース全体概要を見る

モチーフ 10:00
国の重要無形文化財「喜如嘉の芭蕉布」の工房を訪ねる

「大宜味村立芭蕉布会館」で貴重な芭蕉布の制作工程を見学

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芭蕉布とは糸芭蕉の繊維を使用した布のこと。その歴史は約600年と古く、かつては王族から一般庶民の衣服まで幅広く使用されていましたが、今日では大宜味村喜如嘉集落周辺でその伝統が受け継がれています。芭蕉布で作られた着物はひんやりとした着心地で沖縄の気候にぴったりです。

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国の重要無形文化財に指定されている「喜如嘉の芭蕉布」についてもっと詳しく知りたい、そんな方は「大宜味村立芭蕉布会館」へ出かけてみてはいかがでしょうか。1階には芭蕉布の作品が飾られ、DVDで芭蕉布の制作工程などを知ることができます。

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2階は作業場になっており、芭蕉布の制作風景を目の前で見ることができます。芭蕉布の工程は糸芭蕉の栽培から刈り取り、染色や織まで23もあり、そのすべてが手作業で行われます。日によって見られる行程は異なりますが貴重な制作風景をぜひ見学してみましょう。なお、行程によって見学不可のこともありますのでご了承ください。

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1階では芭蕉布の小物などが販売されています。一部をご紹介しましょう。右から時計回りで、懐紙入れ4万円、がま口(中)7000円、がま口(大)8500円、名刺入れ(和)1万3000円。やや高価ですが希少な1点モノばかり。お気に入りが見つかれば「奇跡の布」とも呼ばれている芭蕉布の製品をぜひ購入してみてはいかがでしょう。

物件名(かな)
大宜味村立芭蕉布会館(おおぎみそんりつばしょうふかいかん)
住所
沖縄県大宜味村喜如嘉454
TEL
0980-44-3033
営業時間
10~17時
定休日
日曜(臨時休館有)
料金
入館無料
駐車場
15台
URL
移動時間
車
約3分
次へ

モチーフ 11:00
お気に入りの1点モノを探しに山原工藝店へ

本島北部の作家の作品が一堂に集う

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2023年2月、大宜味村喜如嘉の旧喜如嘉小学校に移転オープンした山原工藝店。店内には沖縄本島北部で活動する30名以上の作家さんの作品がずらりと並んでいます。やちむん(陶器)、ガラス、紅型(びんがた)、芭蕉布、漆器、アクセサリーとその種類はさまざま。アートの世界をたっぷりと堪能できます。

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螢窯(じんじんよう)の山上學さんの作品。サンゴ礁をモチーフにした作品が特徴で存在感があります。

物件名(かな)
山原工藝店(やんばるこうげいてん)
住所
沖縄県大宜味村喜如嘉2083(旧喜如嘉小学校)
TEL
0980-43-0898
営業時間
11~18時
定休日
火曜
駐車場
10台
URL
移動時間
車
国道58号経由約6分
次へ

モチーフ 12:30
「沖縄の魚は美味い」を伝えるこだわりの料理店

海を一望しながら沖縄の地魚料理が楽しめる

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2016年のオープン以来、国頭村を代表する鮮魚料理店に。「沖縄の魚は美味い」という事を伝えたいと語る割烹で腕を鳴らした大将が、地元漁港で水揚げされた魚を提供。魚汁定食(刺身付)1250円、地魚丸ごと一尾バター焼き1800円など、その日の水揚げによって沖縄らしい魚料理が並びます。(価格は魚種によって変動あり)

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刺身三種盛りと地魚のフライセット1380円は、マグロ、アカマチ、島ダコなど、その日の刺身に地魚のフライが付いた不動の一番人気といわれる定食。三種盛りというもののこの日は刺身が5種類も。お客さんに喜んでもらいたいという大将の心意気を感じさせる一品です。

物件名(かな)
国頭港食堂(くにがみみなとしょくどう)
住所
沖縄県国頭村浜477-1
TEL
0980-50-1660
営業時間
11時30分~14時、17時30分~20時LO、日曜、祝日は11時~売り切れ次第終了
定休日
月曜
駐車場
25台
URL
移動時間
車
国道58号経由約4分
次へ

モチーフ 14:00
沖縄本島最北の泡盛酒造所で工場見学

7割が地元で消費される「やんばる酒造」の魅力に迫る

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大宜味村田嘉里(たかざと)の集落に佇む「やんばる酒造」は、昭和25年(1950)、地域の人たちが出資して田嘉里酒造として創業した73年の歴史をもつ沖縄本島最北の泡盛酒造所です。2017年10月に現在の名前に変更、2020年10月直売所がリニューアル。泡盛の試飲のほか、泡盛やオリジナルグッズの販売などを行っています。

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泡盛は蒸したタイ米に黒麹菌を撒布し発酵させてできたもろみを蒸留したもので、600年の歴史をもち焼酎のルーツとされています。その工程の一部を工場見学(要予約)で見ることができます。専務の池原文子(いけはらあやこ)さんが工場内を案内。タイミングが合えば発酵の様子など丁寧に説明してくれます。

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工場見学後は直売所にて泡盛の試飲を。そしてKUINA BLACK(180ml)がおみやげにもらえます。この泡盛、40度の5年古酒とかなり上等な酒なので、お得な気分になりますね。

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「やんばる酒造」の主力銘柄は「まるた」や「やんばるくいな」ですが、令和4年度の泡盛鑑評会で県知事賞、ブレンダー・オブ・ザ・イヤーのW受賞した「大山原(うふやんばる)」(720ml)5500円にもぜひ注目を。蔵元限定酒なのでここでしか購入できません。

物件名(かな)
やんばる酒造株式会社(やんばるしゅぞうかぶしきがいしゃ)
住所
沖縄県大宜味村田嘉里417
TEL
0980-44-3297
営業時間
直売所11~17時、工場見学は要予約。午前、午後各1組限定
定休日
日曜、第2、第4土曜
料金
工場見学大人1人1000円
駐車場
10台
URL
移動時間
車
約1分
次へ

モチーフ 15:00
チョコと地元素材のコラボを楽しみながらカフェタイム

古民家をリノベしたカフェでチョコのデザートを

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大宜味村田嘉里集落に佇むカフェ。カカオ豆からチョコレートを作る工房を併設し店内はチョコのいい香りに溢れています。「チョコを通して地域のことを知ってもらいたい」と、地元の食材を使用。カラキ(オキナワニッケイ)や月桃、シークヮ―サーなど、チョコとコラボしたデザートが多数楽しめます。

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月桃の香りが漂うチョコレートドリンク(月桃)610円、「やんばる酒造」の泡盛「まるた」をムースにもスポンジにも使用した、泡盛まるたランゴ・オ・ショコラ710円。泡盛の風味がしっかりと味わえる田嘉里ならではのデザートですね。

物件名(かな)
OKINAWA CACAO Factory & Cafe(おきなわかかおふぁくとりーあんどかふぇ)
住所
沖縄県大宜味村田嘉里555
TEL
050-5241-8152
営業時間
9~18時
定休日
火、水曜
駐車場
10台
URL
移動時間
車
国道58号経由6分
次へ

モチーフ 16:00
やんばるならではの特産品がずらり

国頭村の特産品が揃う「道の駅ゆいゆい国頭」

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「道の駅ゆいゆい国頭」は1999年、やんばる3村で最も早くオープンした道の駅です。沖縄本島の最高峰、与那覇岳をモチーフにした外観が印象的です。レストランやパーラーの他、館内のみやげコーナーがとても充実。国頭村ならではの商品がたくさん揃っています。

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「道の駅ゆいゆい国頭」のオリジナル商品、やんばるのあしあと1404円。国頭村特産の緑茶おくみどりとカラギの2種類のクッキーが楽しめます。

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ヤンバルクイナが描かれたパッケージがかわいいカラギ茶。ティーバッグタイプ6個入りで810円。カラギはオキナワニッケイのことでシナモンティーに風味が似ています。

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「道の駅ゆいゆい国頭」といえばクニガミドーナツ1個216円。地元のケーキ店が協力して作った焼きドーナツで添加物は不使用。国頭村の学校給食にも出されるとのこと。フレーバーはプレーン、チョコ、タンカンなど。移動中のおやつにぴったりですね。

物件名(かな)
道の駅ゆいゆい国頭(みちのえきゆいゆいくにがみ)
住所
沖縄県国頭村奥間1605
TEL
0980-41-5555
営業時間
9~18時
定休日
無休
駐車場
145台
URL

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